ノースフェイスのリュックはダサい?なぜ人気のブランドか解説!
米国発祥のアウトドアブランドTHE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)。
アウトドアのジャケットをイメージする方も多いかもですが、実はバックパックやリュックもシンプルなデザインながらも機能的ということで、20〜40代の幅広い世代で人気となっています。
- THE NORTH FACEはどんなブランドなの?
- ノースフェイスの歴史やなぜ人気なの?
- ノースフェイスは本当にダサいのか?
- THE NORTH FACEの人気リュックとは?
世界的に人気のブランドになっているノースフェイスのリュック。街を歩くと必ずと言って良いほど利用している方を見かけます。
アウトドア用商品のブランドではありますが、タウンユースでも十分に利用できるデザインが幅広い世代に支持を受けています。
今回は、新ブランド”PORCO CASA”の店長が人気のブランドであるノースフェイスは本当にダサいのか、特徴やブランドの歴史、人気の秘密についてせまります。
ぜひ最後までご覧ください。
ノースフェイス(THE NORTH FACE)とは?
ザ・ノース・フェイスは、アウトドアに適した衣類そしてリュックを販売している日本でも大人気のブランド。
ノース・フェイスのロゴの入ったリュックは特に若い世代に大人気で、アウトドアだけじゃなく通勤・通学用途での利用者も多く、自分がかつて勤めていたショップでも指名買いする人が多かったですね。
大人気のリュックだけじゃなく、アウターウェア、フリース、コート、シャツやランニングや登山用のアウトドア用の商品なども取り扱っています。
丈夫な素材を使っていて、登山などの用途にも使えます。アウトドア商品が発祥ということもあり、防水効果も十分にあることから雨が降っても大丈夫です。
ブランド名・ロゴマークの由来
”THE NORTH FACE”というブランド名の由来は、世界中の山の中でも最も寒く、そして登山が困難なルートのことを示す「北壁(ノース・フェイス)」です。
どんな征服困難な厳しい登山でも、失敗を恐れずに果敢に挑んでいくというチャレンジ精神が込められているんですね。
ロゴマークのモチーフになっているのが米国カリフォルニアにある「ヨセミテ国立公園」にあるシンボルのハーフドーム。
そして世界3大北壁であるスイスのアイガー、マッターホルン、フランスのグランジョラスを意味する3本のラインのブランド・ロゴは定番中の定番となっていますね。
普段見慣れているロゴには、そんな深い意味があったんですね。
ちなみにマッターホルンの標高は4478メートルで北壁の高さは1200メートルもあります。プロの登山家でも北壁の登頂は極めて困難なルートとなっています。
歴史
日本のブランドかと思いきや、1968年にダグ・トンプキンスにより米国サンフランシスコで設立されたのがTHE NORTH FACEです。
当時、若者を中心に”モノ”にあふれた社会から自然に回帰するのがトレンドになりました。そんな若者に人気となったのが機能性の高いアウトドア商品をおしゃれに取り入れたデザインのTHE NORTH FACEなんですね。
1968年にスリーピングバッグを販売。いわゆる登山用の寝袋ですが、高い保温力と品質の高さでユーザーから高い支持をえました。
そして1975年に世界初のドーム型テントである”オーバルインテンション”を投入。今でこそ主流となっているドーム型ですが、この原型となったのはノースフェイスの商品です。
米国で空前のアウトドアブームとなるなか、知名度がどんどん上がっていったんですね。
この時期のアウトドア商品は、機能性を重視するあまりデザイン性は二の次。アウトドアを嗜好する若者の圧倒的な支持を集めました。
ノースフェイスのリュックは、機能性が高く丈夫なのは、アウトドア用途となっているからです。
なお、2000年にVFコーポレーションに買収され、日本では1994年から株式会社ゴールドウインが商標権を取得し販売を行なっています。
ちなみに、米国発祥のアウトドアブランドの中でノースフェイスと並んで人気となっているPatagonia(パタゴニア)との間には知られざる関係ががあります。
ノースフェイスを創業したダグラス・トンプキンスと、パタゴニアを総合したイヴォン・シュイナードは古くからの友人だったのは業界では有名な話です。
参考リンク⏬
THE NORTH FACE公式サイト(英文)
ノースフェイスのリュックはダサいのか?
そんな人気のノースフェイスですが、ダサいと思われる要因は主に3つですね。
- 持っている人が多すぎ
- ロゴがイマイチ
- ちょっと古臭い
クイックに見ていきましょう。
理由①:持っている人が多すぎ
ノースフェイスのリュックがダサいと思われる要因の一つが、人気が高いゆえに「持っている人が多すぎ」ということでしょう。
特に通勤や通学の用途で利用している人を毎日のように見かけます。
ノースフェイスのリュック持ってる人多すぎwwwwww
— みひ (@ahahanoha_ha) July 8, 2015
ノースフェイスの黒リュック持ってる人多すぎてもはや社会人のランドセルなんじゃないかって思えてきた
— おくやま (@trtrhmky_m_c) July 17, 2018
理由②:ロゴマークがイマイチ
服やリュックのデザインは、シンプルで良いけど「ロゴがダサい」という声も。
ノースフェイスはロゴがダサいんよ
持ってるけど
— Rの住人@ポイント (@Rakutenya1) November 24, 2021
確かにリュックに対して”THE NORTH FACE”という文字・ロゴがデカすぎかな…と思わないでもないですが。
理由③:ちょっと古くさいイメージ
ノースフェイスの発祥は1960年代。
既に50年の歴史があるブランドということもあり、若干古くさいイメージを持つ方も多いようです。
ノースフェイスとかクソダサいおっさんか中国人くらいしか背負ってないやろ…マジでダサいんだけど、それなりに売れてて謎い
— ussi (@tauren_jp) December 18, 2020
昔からノースフェイスを知っている人にとってみると、古いイメージがあってもおかしく無いかと思います。
本当にダサい?ノースフェイスはなぜ人気なの?
そんなダサいと思う方も多いノースフェイス。
本当にダサいのでしょうか?自分はアパレルショップを運営していて日常的にTHE NORTH FACEのロゴに触れていますが、シンプルなデザインはダサさとは無縁で、人気はかなり高いですね。
その理由をまとめると、
- 高い機能性とタウンユース
- 圧倒的に丈夫な設計
- 高いコストパフォーマンス
ということです。
もともとは登山用アウトドア商品として定番となったノースフェイスでうが、現在は、普段使いタウンユースとして使える斬新でおしゃれなデザインとなっています。
圧倒的な丈夫な素材を使っていて耐水性にも優れています。アウトドアでの利用もできるよう収納力が高いのと使い易さでで、10代から40代までの幅広い世代に愛用されていますね。
タウンユースでもアウトドアでも使用できる両立感は、ザ・ノース・フェイスのリュックが人気である理由のひとつです。
また、安いものだと5000円程度で購入することができるのも、高校生や学生に人気のポイントといえるでしょう。コストパフォーマンスは極めて高いと断言できます。
ノースフェイスはダサいの?まとめ
今回は、ノースフェイスはダサいのかということで、ブランドの由来、ダサいと思われている理由、なぜ人気なのかについて見ていきました。
ノースフェイスの人気アイテムであるジャケットやバックパック。アウトドアでの利用に耐えうるよう防寒性や防水性が抜群なのが人気の秘密です。
さらに「Recon」「Surge」「Borealis」というシリーズのリュックも機能性とデザイン性の高さで人気となっています。